VZP10224です。
8月7-10日にポーランド・カトヴィツェで開催されたWikimaniaに参加する前に、台北で開催されたCOSCUP 2024に参加してきました。この記事はその参加報告になります。
私がオープンソース系のコミュニティと近しく、またオープンソース・オープンデータの親和性から、私が所属するWikimedians of Japan User Groupの活動場所として、オープンソースカンファレンスなどのオープンソースコミュニティ関連イベントを多く選択しています。台湾にも同じようにオープンソースコミュニティがあつまるイベント「COSCUP」が毎年8月に開催されています。
Wikimaniaにユーザーグループからの参加者として選出いただいたことを機に旅程を様々検討する中、COSCUP開催日の8/3-8/4を台北でCOSCUPに参加し、COSCUPにWikimedia Taiwanが参加することが分かったこと、そのあとポーランドに無理なく向かうことができる日程が組めたこと、帰りも同じように台北乗り継ぎを前提に考えればよいこと(私が在住する関西地域にある関西国際空港はヨーロッパとの直通便が少なく、以前にヨーロッパでの所用があった時も、シンガポール・チャンギ空港での乗り継ぎで向かいました)、などから、COSCUPへの参加を旅程に組み込むことを了承いただきました。メンバーの皆様、ありがとうございました。
今回手配したのは、8/3早朝に関西空港を出発するPeach便でした。自宅から関西空港まで当日の朝に出ても間に合わないため、前日夜の8/2にせめて大阪市内まで移動する計画を立てていました。本業の業務を休む段取りをつけ、自宅に戻り、最後の支度をして出ようとしたところ、忘れ物に気が付いて取りに戻ったら、大阪市内までの終電に間に合わなくなり、やむなく家族に関西空港まで車で送ってもらいました。深夜の急な依頼に対応してくれて本当にありがとう。
ホテルの予約がないのに深夜の関西空港に到着して大丈夫なの?と思われたかもしれませんが、関西空港エアロプラザにはカフェラウンジNODOKAという施設があり、こちらで夜明けまで待機することが可能です。今回はそちらで夜明けまで待機していました。
しかし、ヨーロッパ10日間の旅を前提とした荷物で、Peachの荷物重量制限はかなり厳しかったです。夜を明かすためのラウンジの中で、大型スーツケースの重量を何度か測りなおして、何とか20kg以内の預け入れ手荷物と、7kg以内の持ち込み手荷物を作り上げました。
前述の通り、関西空港から海外に出発した経験は何度かありますし、実際5月のESEAP Confernceに参加した時も深夜の関西空港から出発しましたが、それらはすべて第1ターミナルからの出発で、第2ターミナルは利用したことがありませんでした。実際に利用してみると、搭乗ゲートがオープンになるまでのエリアは徹底的に簡素化された内装以外に貧弱さはなく、割り切った作りに感心しました。
ただ、搭乗開始になってからの通路はかなり厚く、ちょっと辛かった。むしろ屋外に出た方が風にあたって日陰ならそちらの方が涼しかったかも。
ともあれ初めてPeach便に乗り込んで、台北/桃園空港に向かいました。
桃園空港に到着、SIMを購入するとかフードコートで情報収集するとかしているとあっという間に時間が経過し、台北駅に移動したときにはすでに午後になってました。そこからCOSCUP会場の台湾科技大学に移動。

Wikimedia Taiwanのセッションに参加しようと思いましたが、中国語のやり取りに尻込みしてしまい、Open Source People Network (OSPN) Japan Special trackとして参加していた日本のオープンソース関連セッションとLibreOffice Asia Conf 2024として開催されていたセッションで時間の大半を過ごすことになりました。
そんな中でも、ブース出展されていたWikimedia Taiwanのブースにお邪魔し、joyceさんほかWikimedia Taiwanのメンバーと少しお話をすることができました。


そのほかの時間は、LibreOffice Asia Conf 2024として開催されていたセッションや、ほかの日本のオープンソースコミュニティから”Open Source People Network (OSPN) Japan Special track”として参加していた日本からの発表を聞いていたりと、あまりWikimediaらしい活動はできなかったのですが、それでも台湾のオープンソースソフトウェアの文化の広さに感心することが多かったです。

私の気のせいなのかもしれませんが、唐鳳さんによく似た人を見たような・・・。本当に気のせいかもしれません。
終了後も、1日目はLibreOfficeの人たちと晩御飯、2日目は日本から来た人たちと火鍋を食し、そのあとは一人で士林夜市、という行程で、台湾現地の人との交流は正直不十分だったと思いますが、翌日8/5の午後まで、人生初の台湾滞在は充実していました。
この後、8/5の午後台北桃園国際空港からシンガポール・チャンギ、ドイツ・ミュンヘン、ポーランド・ワルシャワと飛行機3便を乗り継いでポーランドに上陸し、8/6夕方にカトヴィツェに到着しました。
カトヴィツェ到着後は別途記載します。

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