ウィキペディア誕生日のおしゃべり

Translate this post

2025年1月15日はウィキペディア24歳の誕生日だったので、ウィキペディアンのNarumi.SBTとWadakuramonが誕生会をしました。たくさんのおしゃべりの中でウィキペディアやウィキメディアについての会話を記録しておきます。

日本でのウィキペディア誕生会、2025.1.15 (Wadakuramon, CC0)

Wadakuramon: 去年のウィキマニアではポーランドでご一緒して楽しかったですね。今年のナイロビもスカラシップに応募されましたか?

Narumi: ええ、アフリカには行ったことが無いので行ってみたいと思い、申し込みました。それにしても去年のウィキマニアは本当に貴重な経験でした。

Wadakuramon: 私も行きたいですが、アフリカのことはあまり知らないので、今年はDiffにアフリカの記事が出たら少しずつ翻訳してみたいと思っています。先日もエジプトの記事があったので翻訳しました。いろいろな国のウィキメディアの事を知りたいと思っています。

Narumi: そういえば先日、自閉症の人たちのためのウィキペディア編集についての記事を訳されてましたね。昨年のウィキマニアでそのセッションがあり、私は聴きに行きました。

Wadakuramon: そのセッションは参加者に不評だったと聞いたのですが、こうした取り組み自体は意義があると思って訳しました。どんな点が不評だったのでしょう。

Narumi: 確かに取り組み自体は意義があると思いました。ただ、セッションではこれに関わる自閉症当事者の声があまり取り上げられていない、という印象を受けました。

Wadakuramon: なるほど。でもやはりこうした話題が取り上げられるのは大切だと思います。関連して韓国のニューロダイバーシティに関する記事も訳しておきました。

Narumi: ところでWadakuramonさんは普段、どういう風にウィキペディアを編集されているのですか。

Wadakuramon: 本を読んだり新聞を読んだりして気になったことはすぐウィキペディアをチェックし、特に海外のことは日本語のウィキペディアに無ければ翻訳をしたりしています。今年のお正月にはウクライナの本を2冊読み、関連する記事をチェックして加筆したり、Diffに記事を書きました。

Narumi: 私も正月にはたくさん本を読みたかったのですが、思ったほど読めませんでした。今年は日本にとっては戦後80年なので、ウィキペディアでも関連した取り組みを何かしたいと思っています。昨年はユージンさんにマレーシアとのエディタソンに誘われて東京外国語大学のキャンパスに行ったりしましたが、とても楽しかったです。Wadakuramonさんもオンラインで参加されていましたね。

Wadakuramon: ええ、昨年は海外のウィキメディアンとたくさん知り合いになって、とても世界が広がりました。アメリカのアニー・ラウダさんの話をDiffに訳しましたが、彼女はウィキペディアのノートページから楽しい話題を取り上げて、Instagramの「Depth of Wikipedia」で発信しているのですよね。そういう取り組みはとても面白いと思うのですが、日本では難しいのでしょうかね。

Narumi: 日本でもできるといいですね。そういえばウィキペディアの記事の中から、短歌の五七五七七のリズムになっているセンテンスをとりあげた、「偶然短歌bot」というのをXで見たことがあります。

Wadakuramon: それは日本人らしい取り上げ方で面白いですね。フォローしてみようかな。

Can you help us translate this article?

In order for this article to reach as many people as possible we would like your help. Can you translate this article to get the message out?