100人カイギでWikipediaアウトリーチ

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2025年2月12日、一ユーザーの視点で恐縮ながら、「京丹後100人カイギ」というコミュニティ・イベントに登壇し、Wikipediaとウィキペディアタウンの魅力を紹介しました。

100人カイギ」とは、地域で活躍する100人の話を起点にクロスジャンルで人のつながりを生むプロジェクトで、全国各地で1,150回以上開催されている大人気の人繋ぎイベントです。参加者はすでに6万人を超えており、いま、日本で注目の“人繋ぎイベント”となっています。

京丹後100人カイギで、Wikipedia&ウィキペディアタウンのアウトリーチ

京丹後市では2024年12月に第1回が企画され、今回私が登壇したのは第2回の「京丹後100人カイギ」になります。私はこの取り組みに前回も参加し、これまでに自分以外で9人の地域の人々のおはなしをうかがったわけですが、登壇した今回も登壇していない前回も、その後のクロストークでは「実は自分も昔、ウィキペディアを編集していた」、「〇〇の情報が間違っているのがずっと気になっているが、どう編集したらいいのか」とか、「実はうちの地域でもウィキペディアタウンをしたいと思っていた」などなど、オンライン上では見えないサイレント・ユーザーの声をいくつも聞くことができました。100人カイギは全20回あり、京丹後市では今後3年間ほどかけて登壇者100人になるまで開催される予定なので、今後の開催での様々な出会いにも注目しています。

肩書きや属性ではなく「想い」でつながる人を見つけようというこのイベント、私の10分間の登壇発表では「活動3割・想い7割で自己紹介をする」という企画の趣旨に沿って、およそ350年前に農村地帯にたびたび壊滅的な水害をもたらしていた湖から、余分な水を抜くために掘削された水抜き穴の遺構のWikipedia記事、日本語版では良質な記事となっている「樋越川」を紹介し、歴史や文化をWikimediaを通して簡単に知ることができることで、生まれ育った地域や国、世代を超えて、人々が経験を知識として共有し、共通の価値観や相互理解を育むことができること。それは様々なコミュニティにとって、とても意義深いことを紹介しました。

詳細はnote.comで当日に使用したスライドと発言を紹介しています。


Wikipediaやウィキペディアタウンの魅力が、少しでも聴いてくださった皆さんに伝わっていればうれしいです。

(VinayaMoto, CC BY-SA 4.0 https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0, ウィキメディア・コモンズ経由で)

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