稲門ウィキペディアン会の Eugene Ormadny です。2025年6月21日、東京都文京区にある「眠りのライブラリー」で開催されたエディタソン(ウィキペディアの編集イベント)に参加したので、その模様を報告します。

経緯
眠りのライブラリーで小規模なエディタソンを行う旨、主催の北村紗衣さん(利用者:さえぼー)から連絡があったので、参加することにしました。また、私が関わっている早稲田Wikipedianサークル、稲門ウィキペディアン会のメンバーにも声をかけました(もちろんその他のウィキペディアンにも声をかけたかったのですが、会場のキャパシティ上人数制限があったので控えました)。
当日の流れ
自己紹介、および館長によるライブラリー説明ののち、各自調査編集を開始しました。私は、書架にあった図書『夜更かしの社会史 安眠と不眠の日本近現代史』『夢と眠りの博物誌』を用いて、ウィキペディア記事「ラルフ124C41+」と「未来のイヴ」を加筆。また、ウィキペディア図書館経由で Grove Music Online にアクセスし、ウィキペディア記事「子守歌 (ガーシュウィン)」の加筆もしました。
今回エディタソンに参加したのは、ほとんどが常連のベテランたちでしたが、私がお声がけした、早稲田Wikipedianサークルの初心者もいらっしゃいました。そのため、自分の編集の傍ら、随時サポートを行いました。ウィキペディアの編集そのものも、眠りのライブラリー館長による解説もお楽しみいただけたようで、嬉しく思いました。
最後の30分は結果発表を行いました。どんな記事を編集したか、どのような資料を用いたかについて、参加者たちが思い思いに発表。エディタソンの成果は、日本語版ウィキペディア「プロジェクト:アウトリーチ/GLAM/眠りのライブラリーエディタソン」にまとまっていますので、ご興味ある方はご覧ください。

打ち上げ
エディタソン終了後は、近隣のイタリア料理店「石窯ダイニングDAI」にて打ち上げ。各自の関心分野や、各国のウィキメディア・ムーブメントについて、楽しくおしゃべりをしました。また、このお店のピザはとんでもなく美味しく、驚きました。
感想
専門性の高い小規模な図書館におけるエディタソンは、今後も継続して協力したいなと改めて思いました。ウィキペディアンにとっても、図書館にとってもメリットがあるイベントだと思われるからです。専門性の高い蔵書・レファレンスを利用できるウィキペディアンと、自館の資料がどのように活用されるか明示できる図書館で、今後もいい関係を築ければと思います。
末筆にはなりましたが、主催者、参加者の皆様、そして何より、エディタソンに協力してくださった眠りのライブラリーの皆様に御礼申し上げます。ありがとうございました。

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