日本語版ウィキニュースに「CloudflareがPay per Crawlを公開」を立項

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稲門ウィキペディアン会の Eugene Ormandy です。2025年7月17日、日本語版ウィキニュースに「CloudflareがPay per Crawlを公開」という記事を立項したので、その模様をまとめます。

稲門ウィキペディアン会のロゴ (Uraniwa, CC0)

経緯

2025年7月初頭、クラウドベンダーの Cloudflare が Pay per Crawl というサービスを公開したというニュースが、テック系のメディアで一斉に報じられました。このサービスに基づいて作成されたウェブページにAIクローラーがアクセスする際には、生成AIの提供企業が Cloudflare に金を払わなくてはいけないという内容です。

一読して、これは今後のAI情勢に大きな影響を与える動きになるかもしれないと感じました。そして、これをウィキペディアに立項したいとも感じました。しかし、日本語版ウィキペディアの方針「Wikipedia:ウィキペディアは何ではないか」には「ウィキペディアは新聞ではありません」とあり、速報的な編集が窘められています。そのため、「Pay per Crawl」というウィキペディア記事の立項、ないしウィキペディア記事「Cloudflare」への加筆については、一旦控えました(あくまで私個人の方針解釈である旨を強調しておきます)。

とはいえ、自分の勉強も兼ねて、このニュースは何かしらの形でまとめておきたいと考えていたところ、以前より気になっていたウィキニュースに記事を立項するのが良いのではと思いつき、実行しました。

編集

まずは日本語版ウィキニュースのメインページにアクセスし、各種ガイドラインに目を通しました。その後、利用者ページのサブページに下書きを作成。Pay per Crawl について知るきっかけとなった『Techcrunch』の記事や、その直後に読んだ『ニューヨーク・タイムズ』の記事を出典として用いつつ、グーグルサーチで検索してヒットした『日経クロステック』や『Gigazine』『ITmedia』の記事も活用しました。なお、内容については、報道済みの情報を全て反映するレベルで徹底的に練り上げたかったのですが、それは著作権および倫理的にあまりよろしくないだろうなと思ったので、最低限の情報を記述するにとどめました。

執筆にあたっては、一文ごとに出典を明記しました。また、出典として活用した資料の解釈(日本語版ウィキペディアでいうところの「独自研究」)は示さず、記載されている情報を淡々とまとめました。さらに、既存のウィキニュース記事を参考に、カテゴリやデフォルトソートを付与しました。

その後、日本語版ウィキニュース「ウィキニュース:記事の書き方」内のボックスに記事のヘッドラインを打ち込み、下書きの内容をペーストして、標準空間への立項を完了。なお、日本語版ウィキニュースは日本語版ウィキペディアとは異なり査読制を採用しているので、記事には「査読中」テンプレートを付与しました。ちなみに、このブログ記事を執筆している時点でまだ査読中ですが、URLや記事名を把握していれば、記事へのアクセス自体は可能です(2025年7月17日 (木) 09:02 (UTC) 版)。

まとめ

日本語版ウィキニュースに「CloudflareがPay per Crawlを公開」という記事を立項した模様をまとめました。ウィキニュースへの寄稿は初めてでしたが、なかなか面白かったです。気になったニュースを深掘りし、まとめるという作業は、自分の知見を深める上で有益だなと感じました。

もちろん、ウィキニュースはウィキペディアほどの知名度はありませんし、おそらく閲覧数も大きく異なるとは思いますが、私は自分が書いた記事がどれほど読まれるかを全く気にしない人間なので、特に執筆意欲に影響はありません。なお、それはウィキペディアをはじめとする他のメディアでも同様です。

今後も自分の勉強がてらウィキニュースを編集し、その模様をブログ等で記録しておこうと思います。それらの記録が、ウィキニュースという不思議なメディアについての考察を深める一助となれば幸いです。

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