HTTPが陳腐化する未来を想定しながらウィキメディア・プロジェクトを編集している人間の戯言

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ワールド・ワイド・ウェブはあくまで、通信技術を用いた人間の情報共有手法のうち飛び抜けて成功したものの1つにすぎないので、代替される可能性はゼロではないよなと思っている。もちろん GopherWAIS が復権するわけではないと思うけど。

そもそも、みんなで通信プロトコルを共有しよう、という発想は「通信毎にプロトコルを変更する場合のアルゴリズムは対応不可能なほどややこしく、膨大な計算量が必要」という前提に基づくものであって、AIが通信毎に最適なプロトコルを差配する仕組みを整えたり、計算量を気にしなくてもいいだけの計算資源を用意したりすれば、そもそもプロトコルを統一する必要性というものが崩壊するかもしれないよね、と個人的には思っている。あまりいい未来とは思えないけど。

それなりに希望があるメディアだと思っているので、自分はウィキメディア・プロジェクトに労力を割いているわけだが、このプロジェクトはあくまでワールド・ワイド・ウェブという「たかがいち技術」の上で成立しているサービスであることは常に意識していなければと思う。そして、ウェブが崩壊し、情報通信技術の常識が激変したとしても、ウィキメディア・プロジェクトが謳うフリーな知識という理念は、何かしらの形で延命させないとな、とも感じている。

「どの言語のユーザーにもフリーな知識を提供する」というウィキメディア・プロジェクトの理念は、どんな通信プロトコル上でも実現してほしい。

Spider Web (Erik Drost, CC BY 2.0)

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