ウィキマニア・ナイロビの最終日、閉会式のステージにウィキクワイアの歌声が響きました。歌ったのは共にアフリカの歌「マライカ」と「ジャンボ・ブワナ」の2曲。スワヒリ語の歌は客席の聴衆を総立ちにさせ、会場全員でリズムをとりながら声をあわせました。
ウィキクワイアとは?
世界中のウィキメディアンが集まるウィキマニアで合唱をしようというウィキクワイアのアイデアは、前年カトヴィツエでのウィキオーケストラ公演の時から温められていました。この時は器楽演奏が中心で、歌のメンバーは少数でした。しかしアフリカの歌の魅力を知っている企画者のルーカス・メッツガーは、ナイロビで開催されるウィキマニアでは是非合唱をやりたいと考えたのです。2025年の初めには、早くもウィキ上にウィキクワイアのページがつくられ、オーケストラメンバーのグループチャットに知らされました。
その後、6月には企画応募が通って準備開始となりました。ナイロビ現地での指導者を依頼し、歌う曲を決め、メンバーを募集し、楽譜と音源を共有し、とやることはたくさんあります。現地参加しないルーカスは全てリモートで準備を進めました。スワヒリ語の歌で有名な「マライカ」を歌うのはすぐ決まったのですが、諸般の事情で2曲目が決まったのは8月に入ってからでした。
ジョエル・メルキの素晴らしいリハーサル
ウィキマニア初日の8月6日朝、スワヒリ語の歌詞がメンバーに配られました。夕方の開会式の後、メンバーは初めて顔を合わせました。ウィキオーケストラのメンバーは再会を喜び、新しく加わったメンバーとともに、初めてのリハーサルが始まりました。合唱指導者ジョエルの素晴らしいリードで、スワヒリ語を歌うのは初めての人ばかりなのに、みるみる音楽が出来上がっていったのは感動的でした。ジョエルがその場で録音したお手本がすぐにグループチャットで共有され、メンバーはセッションの合間に各自練習しました。3日目午後のリハーサルでは、歌詞を覚えて歌うよう指示されました。
ケニアンカラーを身につけて迎えた本番
いよいよ4日目の8月9日、ケニア国旗の黒、緑、赤、白の色の服を身につけたメンバーは、夕方のウオームアップで調子を整えてから、閉会式の会場に入りました。式のプログラムが進み、ウィキクワイアが舞台に呼ばれ、キーボードのロビー、打楽器のジョニーとともに一同29人は二列に並んで舞台に上がりました。カテによるウィキクワイアの説明に続き、ジョエルが客席に向かって「マライカ」の紹介して、歌が始まりました。美しいマライカに恋する貧しい若者の心情を合唱が歌い上げました。
次にカテが再びマイクの前に立って「ジャンボ・ブワナ」の説明をし、ジョエルが聴衆に立つよう促し、ジャンボの掛け声で歌が始まりました。途中でソロとコーラスが受け答えするところは、ソロのヴァイドラが見事にリードして音楽を支えました。コーラスは「ハクナ・マタタ」(問題なし!)を繰り返し、全員の歌声と足踏みで盛り上がった会場は、音楽とウィキメディアの力、そしてなによりアフリカのインパクトに満ち溢れていました。
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