第19回表象文化論学会「アート+フェミニズム」をサポート

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稲門ウィキペディアン会の Eugene Ormandy です。2025年8月31日、東京都の武蔵大学で開催された第19回表象文化論学会における、女性芸術家のウィキペディアを拡充する編集イベント「アート+フェミニズム」をサポートしたので、その模様をまとめておきます。

稲門ウィキペディアン会のロゴ (Uraniwa, CC0)

経緯

数年来お世話になっている、イベント主催者の北村紗衣さん(利用者:さえぼー)から、アート+フェミニズムへの協力依頼があったので快諾しました。また、私が立ち上げた学生サークル「早稲田Wikipedianサークル」と、その卒業生コミュニティ「稲門ウィキペディアン会」を、協力団体としてクレジットしてよいかも確認されたので、こちらもメンバー合意のもと承諾しました。

早稲田Wikipedianサークルのロゴ (Takenari Higuchi, CC0)

イベント

イベントではまず、北村さんがウィキペディアの概要についてのレクチャーを実施。その後、編集経験のある参加者たちは黙々と調査編集を開始し、初心者たちは会場前方に集まってゆっくり編集を開始しました。

北村さんは経験者たちからの質問を受け付け、私および学生サポーターたちは初心者組を指導、という役割分担でイベントは進行しました。ちなみに、今回のイベントには20人以上が参加したものの、4分の3近くが経験者でした。かなり高い比率です。

会場の武蔵大学 (Eugene Ormandy, CC0)

初心者組は、以下のステップで作業を進めました。

  • ウィキペディアアカウントを作成する
  • ユーザーページでテスト編集をする
  • 下書き用のサブページを作成し、テスト編集をする
  • 加筆したいトピックを探す
  • 下書きページで練習したのち、標準空間で加筆をする

なお、初心者指導にあたっては「時間内に新しい記事をゼロから作るのは難しいので、少しだけ加筆できるものを探しましょう」とあらかじめ明言しました。その上で「出典を1つ追加するだけでも大変意義のある行動です。”Small edits are big contributions” です」とお伝えしました。これにより「現実的ではない大きな希望が達成されず不満を抱く」というユーザー体験や、「(経験者たちに比べ)小さい作業しかできないことに引け目を感じる」というユーザー体験が発生しないようにしました。

また、初心者指導にあたっては、私ひとりではマンパワー的に対応できないので、早稲田Wikipedianサークルのメンバーたちに適宜サポートを依頼しました。ウィキペディアンがたくさん参加するイベントは、手厚いサポート体制を敷けるので助かりますね。

また、イベントの途中には、マレーシアの友人タウフィク・ロスマンアフマド・アリ・カリムが来訪しました。というのも彼らは、大阪万博マレーシア館で行われた、ウィキペディアイベントのために来日していたのです。シンガポールのウィキマニア2023以来、彼らとは深い付き合いなので、互いに再会を喜びました。ちなみにタウフィクは、2023年のウィキメディアン・オブ・ザ・イヤーに選ばれた世界的に著名なウィキメディアンです。

イベント終盤には、成果発表が行われました。どのような記事を編集したか、初めてのウィキペディアイベントはどのように感じたかなどを、参加者たちが発表。私はマレーシアの友人たちのために英語通訳をしていたのですが、彼らは「ものすごい成果が上がっているね」と驚いていました。

アート+フェミニズム会場にて。左からEugene Ormandy、タウフィク・ロスマン、アフマド・アリ・カリム。 (Eugene Ormandy, CC0)

打ち上げ

イベント終了後には、武蔵大学近郊の飲食店で打ち上げを実施。多くのウィキペディアンたちが集い、編集話に花を咲かせました。

打ち上げの様子。左からアフマド・アリ・カリム、門倉百合子、タウフィク・ロスマン。(Eugene Ormandy, CC0)

まとめ

2025年8月31日に武蔵大学で実施されたアート+フェミニズムをサポートした模様をまとめました。本稿が何かのお役に立てば幸いです。

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