ナイロビで開催された今年のウィキマニアで、私は3つのコラボレーションを経験し、1つの小さな計画を実行することができました。
1つ目のコラボレーションは、「Diffを使ったストーリーテリングと学習」というテーマでの発表を、Diff編集者のRae Adimerさんと一緒にやったことです。英語での発表経験は少ないのですが、Raeさんが準備段階からサポートしてくださったので、無事に終えることができました。Diffへの投稿を通じてウィキメディアのプロジェクト、コミュニティ、そしてウィキメディア財団についてよくわかるようになったことを話し、その経験がいかにウィキメディアの世界への扉を開き、コミュニティを結びつけ、活動の幅を広げてくれるか、多くの方の伝えることができたと思います。
二つ目は、ロージー・スティーヴンソン=グッドナイトさんからウィキウィメン* サミットの主催チームに誘われ、親しくしているNarumiさんを誘って一緒にチームに参加したことです。丁寧に準備されたサミットでは多くの学びを得ることができ、ウィキウィメン* ランチも充実した時間でした。この経験は、これまであまり知らなかったウィキウィメン* の豊かな世界を目前に展開させてくれました。何よりそれを支えている各国のウィキメディアンの方たちと直接交流できたのは、忘れがたい体験です。ウィキメディアの生態系の中で時間をかけて育まれてきたウィキウィメン* の活動の一端に加わることができ、誇らしい気持ちです。
そして3つ目、昨年カトヴィツェで参加したウィキオーケストラの企画が、今回はウィキクワイアとして練られていたので、こちらもエントリーしました。各国のウィキメディアンと一緒にスワヒリ語の歌に挑戦し、閉会式のステージに立つことができました。リハーサルから本番までたった4日間のクワイア体験でしたが、そこでのコラボレーションはこれからもゆっくりと人生を豊かにしてくれるでしょう。スワヒリ語の「マライカ」と「ジャンボ・ブワナ」の歌は、今でも頭の中を駆け巡っています。
こうした3つのコラボレーションで自分の経験を多くのウィキメディアンと共有することができ、将来への励みとなりました。ですが私にはもう一つ、折り鶴を配るという計画がありました。
今年のウィキマニアの案内を聞いてまず心をとらえたのは、その日程でした。開会の8月6日は広島の、閉会の9日は長崎の原爆忌です。その歴史を持つ日本人としてできることは何か考えた末、平和の象徴である折り鶴を作って配ったらどうかと思い付きました。そこで旅行前に折り紙で100羽の鶴を折り、会期中に交換テーブルに置きました。そこには英語版ウィキペディアの「折り鶴」の記事のQRコードを添えておきました。その記事は広島で被爆した佐々木禎子と千羽鶴に触れているのです。会場では色とりどりの折り鶴を手に取って感動してくださる方が何人もいらっしゃいました。
人間が一人でできることには限りがあり、世界は紛争の火種に満ちています。それでもコラボレーションを信条とするウィキメディアンとしてできることを、ひとつひとつやり続けていきたいと思います。
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