早いもので、12月です。個人的には、この一年にいろいろなことがあったように感じています。一年の総括はまた別の記事に譲るとして、今年の予定もほとんど終わったため、残りは思い出や活動を記録する時間にしようかと思っています。
本稿では、11月の正倉院展観覧と記事執筆についての記録します。
はじめに
京都はいい場所です(と、私は人に会うたびに言っている気がしますが)。いろいろな展覧会を気軽に見れるというのも、その一つの理由です。
以前の Diff 記事では、奈良県にまつわる記事を執筆されている User:Popbeans さんと、奈良国立博物館に展覧会を鑑賞したという話をしました。今回も同じような流れで、正倉院展の鑑賞、および図書館での記事執筆をしようという話になりました。
正倉院展は、毎年奈良国立博物館で行われている展覧会です。正倉院に納められている宝物のうち、ほんの数十点が出陳されます。一度出陳されると、次にそれを見る機会は数年後をまたなければならないという、異質な展覧会ですね。
今年度の正倉院展の目玉とされていたのが、「瑠璃坏」と「蘭奢待」でした。二つともかなり人気だったのか、今年度は例年以上に人がやってきたという話をきいています。
題材選び

これは私の偏見も多少混じっていますが、「(基本的に正倉院の中にずっと納められていたため)正倉院宝物は(記事にかけるほどの)来歴があまりなさそう」と思い、題材探しは難しかったです。Category:正倉院宝物に分類されている記事(≒すでに立項されている正倉院宝物の記事)も、たったの8本です。この宝物の記事を書いてもスタブになりそう…。と思うものばかり。「蘭奢待」の加筆もありと思いましたが、あの記事はある程度完成されていたので、達成感がなさそう。「木画紫檀双六局」や「正倉院展」そのものも候補に挙がりつつ。
結局、「瑠璃坏」と「白瑠璃碗 (正倉院宝物)」の両方を立項することに決めました。「白瑠璃碗 (伝安閑陵古墳出土)」の執筆以来、遅かれ早かれ「もう一つの白瑠璃碗」は立項しなきゃなと思っていました。しかし、白瑠璃碗は今年度の展示はなし。どうせなら、今年度の正倉院展に出陳されているものを立項したく、ほぼ同じ参考文献で執筆できそうな「瑠璃坏」も選びました。
いっそのこと、GAに「瑠璃・瑠璃・瑠璃!」と3本並べるくらいの勢いにする方が、面白いのではとか考えつつ…
途中までは2本の記事を同時に執筆していましたが、鑑賞の日に間に合わないということで、(注目されるであろう)瑠璃坏だけを先に執筆しました。白瑠璃碗の記事は、もう少し遅れて立項することとなりました。
当日
正倉院展も佳境に差し掛かっているころに、この編集会を提案したがために、平日の鑑賞となりました。
瑠璃坏は経路の最後に展示されていると聞いていましたので、今か今かと待ちつつ、一個一個の宝物を鑑賞しました。これらの宝物、それぞれにどんな歴史があるのだろうと考えながら…。一つの美術品の来歴について、深く知れるのも美術品記事執筆の醍醐味だと思います。少なからず私は。
素晴らしい宝物ばかりでしたが、やはり私の一番の興味は、「瑠璃坏」。意外と小さいなと思いつつ、その高貴な雰囲気にほれぼれとしました。ガラスの輝きは、昔から貴人たちを魅了していたのだろうな。
さてさて、鑑賞後は図書館に向かい、記事執筆。Popbeans さんは「正倉院展」を題材に選んだそう。かなり面白い題材ですよ。後日開催された、West-Japan Wikimedia Conference 2025の翌日のもくもく会で完成したようです。なお、このもくもく会は、海外のウィキメディアンと大阪観光をしていたため不参加でしたが…。
後日談
私の通っている大学の学園祭(11月祭)でのお話です。「京大美術史倶楽部」という団体があるのですが、そちらで瑠璃坏のレプリカなどを展示されていました。レプリカらの横には、お手製の作品紹介カードもありました。私の書いたウィキペディアの記事と見比べるとまあ面白い!。私もこのような内容(・感想)を書きたかったけれども、ウィキペディアではそれはダメなのだよと、カードの作者さんとお話ししました。
その方が、そのレプリカ(と白瑠璃碗のレプリカも)の写真投稿を快諾してくださいました。正倉院宝物の写真は Wikimedia commons に投稿できないので、どうしたものかと悩んでいたので、ありがたいことです。
このような感じで、今回の記事は終わりにしようかと思います。11月は、正倉院展にまつわる記事執筆のほかに、ウィキペディアタウンに合わせて「唐津藩」の改稿を行ったり、「ウィキペディア・アジア月間」の運営も行ったりとしました。それらの話はまた、別の記事にて。
Can you help us translate this article?
In order for this article to reach as many people as possible we would like your help. Can you translate this article to get the message out?
Start translation

