2025年12月6日に大阪大学中之島センターで開催された、West-Japan Wikimedia Conference 2025/State of the Map Japan 2025に、主催者の一つであるWikimedians of Japan User Groupのメンバーとして参加しました。イベントには台湾、シンガポール、韓国からも招待講演者があり、ESEAP2026の案内もありました。会場にはウィキメディアンおよびOpenStreetMap(OSM)関係者が200人ほど来場し、3つの会場でOSM及びウィキメディア関連のセッションが40近く開催され、関連するブース展示も行われました。私は2時間半に15人が発表するセッションのタイムキーパーをしましたので、興味深い発表をいろいろ聴くことができました。
そのうちのひとつは、医師としてウィキペディア編集に長年加わり、数多くの医学関係記事を編集されてきた方の発表です。医学という専門性の高い分野の記事執筆のハードルは高く、また品質を維持するのも大変です。そのための努力とその成果、また問題点も多く共有されました。ぜひこうした分野での編集者が増えて欲しいです。OSM関連では、ブロックチェーン技術を利用した熊検知システムというのが興味深かったです。ブロックチェーンというのを初めて知ったころ、すごい情報技術がでてきたものだと感心しましたが、日本各地で出没する熊対策にも応用されるとはびっくりしました。
私は10月から11月にかけて実施した「横浜エディタソン」について発表しました。これは横浜で開催された図書館総合展に「ウィキメディア・ワールドin図書館総合展2025」として出展したイベントの一部です。開催地横浜をテーマに、ウィキペディア、ウィキデータ、ウィキメディア・コモンズ等のコンテンツの拡充を目指したエディタソンで、日本だけではなく、マレーシア、韓国、フィリピン、オーストラリア、そしてモロッコからもウィキメディアンが参加してくれました。ウィキボヤージュのイベントも自発的に作成され、全体として幅広い成果を得ることができました。
このような自発的コラボレーションの連鎖は、ウィキメディア・ムーブメントの本質をよく反映していると思います。こうした取り組みをこれからも続けていきたいと考えています。またイベント全体を通して多くのOSM関係者と会話することができ、実り豊かな経験となりました。関係のみなさま、ありがとうございました。
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