先日東京で開催された「ウィキペディア25周年記念交流会」に参加した。今回のイベントでは、各人が短時間で思い思いのことを発表する、「ライトニングトーク」の時間が盛り込んであった。私も少しお話をさせてもらったが、あまりにもお粗末であったために、ここでは私の発表に関する言及は控えておく。
この記事で話題にするのは、さえぼーさんのライトニングトークである。ウィキペディア(ウィキメディア)のコミュニティでは、海外カンファレンスが定期的に開催されている。(参考; Wikimania , ESEAP Conference)こうしたイベントでは、「スカラシップ」という制度があり、一部の参加者の交通費や宿泊費などを助成する制度があるのだ。スカラシップを獲得するには、ウィキメディアに対する自身の貢献や考えを書き記す必要がある。その際に、特に日本人は遠慮がちに書くことが多い、もっと「Self-boast」(自己を過剰にほめたたえる、という意味合いらしい)せよとのお話であった。
私はESEAP Conference や Wikimania のスカラシップに応募をしていた。その当時は、「記事書き」という自認であった。「あなたのウィキメディアに対する貢献は?」と聞かれたところで、「ウィキペディアで記事を書いています」以上のアピールを思いつかなかった。私の記憶を絞り出してようやく、苦し紛れに書いたような記憶が残っている。しかし、これでも不足だったのであろう。
イベント後、同じくさえぼーさんのお話を聞いたウィキペディアンが、自らの「活動歴」をまとめたページを作成したのを見た。利用者ページにこまごまとした活動記録を書くことは、恥ずかしいと思っていた節がある。私は中学生のころからウィキペディアに触れていたために、黒歴史と形容できるものが今でも残っている。その反省もあって、ウィキペディア上では「大人っぽくふるまわなければ」と考えることも多く(実際に行動が伴っているとまでは言っていない)、大体的に書くことを忌避していた。しかし、こうした行動をみていると、自己アピールのために私も書いてみてもいいのかと思った。
私の記憶を探りつつ、「/活動歴」というサブページを制作した。こうしてみると、私がオフウィキの場に出始めてから1年も経っていないのだが、思っていた以上にいろいろな場所に顔を出させてもらっている。最近はエディタソン(編集イベント)の運営にも関わるようになってきた。私は記事書きではなくなっているのかもしれない。最近では1か月に1記事を書くので精一杯である。
活動歴を書く中で、1年前の「広報・Wikimedia向け写真撮影のコツ!」というイベントのことを思いだした。私が初めて参加した、ウィキメディア関連のイベントであった。Wikimedia commonsにアップロードする写真撮影のワークショップであった(と記憶している)。会場も京都府立図書館という、私の通っている大学から比較的近い場所だったため、参加のハードルは小さかった。
私は人と関わるのが苦手な方で、リアルイベントに参加するかは正直悩んでいた。結果はどうだっただろう。少なからず、このイベントでお会いしたウィキペディアンの方々とは、今もたまにお会いしている。これがあったから、この後もいろいろなイベントに参加できた気がする。こうしたイベントをきっかけとしていろいろな出会いがあったので、今の段階では、これを選んでよかったのかもしれない、と思う。
【余談】せっかく関東圏に来たので、延泊して川越に行った。とあるウィキペディアンが川越に行っているのを見て、私も行きたくなったのだった。どうせなら、と思い執筆したのが、「川越藩」の記事である。気が向いたらこの記事についてもお話をしたいが、そのような時間が取れる気はしていない。
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