2026年5月12日、WM財団CEOバーナデット・ミーハンさんが、日本のコミュニティーメンバーとのミートアップに臨まれました。CEOは5月15日から台湾で開催されるESEAP2026の前に、日本へ立ち寄ってくださったのです。都内の会議室で行われたミートアップには、Wikimedians of Japan User Groupのメンバーはじめ、日本のウィキメディア・コミュニティのメンバー13名が参加しました。
ミートアップは軽食をつまみながらの和やかな雰囲気の中で始まりました。最初にCEOのごあいさつがあり、次に参加者が一人ずつ簡単な自己紹介を行いました。2001年に日本語版ウィキペディアが開始されたときからのメンバーもいましたが、まだ2~3年の経験という人もおり、それぞれに参加の動機や興味の内容について話しました。CEOからは「最初に書いたのはどんな記事ですか」などの質問があり、英語ができる人は英語で、不得意な人は得意な人が通訳しながら、時に驚きや笑いをはさんで話が進みました。
一通り済んだあとは、現在のウィキメディア・プロジェクトをめぐる状況についての質疑が続きました。AIの台頭によりアクセスが減っている状況について、ウィキペディアの記事は無料で提供しているが、それを作り維持するシステムは無料ではない、という観点から、大量に利用している企業、GoogleやMetaなどには料金を負担してもらう話し合いが進められています。そうしたことについて、CEOから現状をご説明いただきました。またOpenStreetMapなどほかのオープンソースコミュニティのやり方からも、多くを学んでいるという率直なお話もありました。
その他にも学生サークルの話、参加者を増やすにはどうしたらいいか、WM財団の新しい取り組みになじんでもらう方法は、などなど幅広い話題であっというまに時間が過ぎていきました。日本のコミュニティは従来、個人個人の活発な活動はありましたが、集団で連携をすすめていく体制を作る方向にはなっていませんでした。しかしこうしたミートアップの機会を大切にし、お互いに得意な部分を提供しながらコミュニティとして成長していければと思います。CEOが来てくださったおかげで、参加したメンバー一人一人が、それぞれ一歩ずつ前へ進めたのではないかと思います。
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