ウィキメディア日本ボリビア友好会は、2026年6月に国際オンラインエディタソン「日本ボリビア友好2026」を開催しました。これまでの経緯は前に書いた通りですが、その結果、ボリビア側からの参加者は41人、ウィキペディアの新規記事は13本でした。また、日本からの参加者は33人、新規記事は80本が作られました。その他にも加筆記事、ウィキデータの編集加筆、そしてウィキメディアコモンズには合計でなんと636枚の画像が追加されました!ボリビアの報告をCarlillasaが、日本の報告をWadakuramonがいたします。
ボリビアの活動
ボリビアでは、ほとんどの参加者が写真家(プロとアマチュア問わず)でしたので、ウィキメディア・コモンズ用の写真を撮ることに集中しました。私たちは柔道、合気道、空手、居合道、そして剣道といった日本の武道道場を何度も訪問し、高品質の写真を撮りました(現在コモンズにある居合道の写真のほとんどは、ボリビアで撮影のものです!)。それから盆栽園を訪問し、コスプレイベントにも3回参加しました。日本の文化はこちらではとても高く評価されています。若者たちは日本食や日本のアニメの大ファンですし、日本の武道に励む武道家はどこの街へ行っても大勢います。この友好イベントは、ボリビアの人たちが日本の様々な文化に関心があることを紹介するとてもいい機会になりました。それはボリビアにとってとても重要で関係深いのに、これまでウィキメディア・プロジェクトでは十分には扱われていなかったのです。
ラパスのコスプレイヤー 空手トレーニング 剣道の先生 合気道の実演 居合道の実演 盆栽専門家 私たちはラパス日本人会とも素晴らしい協力関係を築きました。彼らと共にウィキペディア・ワークショップを開催し、数週間後の6月27日には、対面エディタソンを一緒に開催しました。当日は24人が参加し、この友好に関係するウィキペディアの記事を改善し、コモンズの写真を分類しました。また、日本協会ビルにあるボリビア日本人移民歴史センターも訪問し、1899年に初めてボリビアにやって来た日本人について多くを学びました。今回の取り組みで、ボリビアのコミュニティに新しい日系人ボランティアが参加してくれてとても嬉しいです。彼らは、彼ら自身の物語をシェアし、ボリビアへやってきた日本人の歴史についての重要な情報を改善する機会を作ってくれました。
私たちは今回の成果がとても嬉しいです。そしてこれからも日本のコミュニティの皆さんとの友好を続けていくのを楽しみにしています!– Carlillasa
日本のエディタソン
日本ではボリビアについて日頃見聞きすることは稀です。ところがエディタソンが始まると、毎日のようにボリビアの自然、社会、文化に関する新しい記事が加えられていきました。全ては紹介できませんが、銀山のセロ・リコ、音楽会のフラビアダス、文化人のハイメ・メンドーサなど、参加者の関心に応じた記事はどれも読みごたえがあります。また、アンデスの家ボリビアといった貴重な関係先を取材されたり、長大な記事を丹念に翻訳された軌跡が読み取れます。そして、ウィキペディアンの投票による「新しい記事」や「強化記事」にもいくつも選ばれ、日本のコミュニティの奥行きの深さを感じることができました。さらにはイベントページ自体も、多くの参加者により内容がどんどん更新されていったのも驚きでした。
6月21日には東京のたばこと塩の博物館を会場に、オフラインエディタソンが開催されました。たばこも塩もボリビアに縁があるのです。当日は13人の参加者が熱心に展示を見学し、博物館の資料も使って新規・加筆併せて14本の記事が編集されました。
地球の反対側にあるボリビアとのエディタソンでしたが、短期間の準備にも関わらず多くの方にご参加いただくことができました。そして日本語版ウィキペディアは日本国内の方だけでなく、日系人を含む海外の方々にも届いているのを感じることができました。この経験を糧に、これからもウィキメディアを通じ、世界中の皆さんとコラボレーションしていきたいと思います。 — Wadakuramon
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