ESEAP会議2024のテーマとアイデンティティが発表される

元記事:Unveiling the Theme and Identity of the ESEAP Conference 2024 / 2 March 2024 by Tofeiku, WAqil WMYS, EmpAhmadKand Butch Bustria

ウィキメディアESEAP会議2024のロゴ

ESEAP2024会議は、ESEAP地域全体のウィキメディアコミュニティにとって、3回目の地域会議です。ESEAPとは、東アジア(East)、東南アジア(SouthEast Asia)、そして太平洋地域(Pacific)の頭文字をとったものです。会議は2024年5月10日から12日まで、マレーシアコタキナバルで開催されます。

この会議では、ESEAPのメンバーが一同に会し、3日間にわたるミートアップ、トレーニング、ワークショップ、議論を行なうことにより、ESEAPコミュニティ間の協働を一層強固にすることを目的としています。

ESEAP2024では、2022年のESEAP会議と、ESEAP戦略会議も開催された2023年のWikimaniaシンガポールで盛り上がった勢いを、さらに発展させることをめざしています。

このブログを通じて、私たちは今年の会議のロゴとコンセプト、そして会議のコア組織委員会COTの目的、ビジョン、その背後にある熱望を共有するための中心テーマを公表します。

会議のテーマ

この地域の運動の成長と取り組みを祝し、2022年と2024年の会議テーマの継続性を描くために、コア組織委員会(COT)は会議の中心テーマとして「地平線を超えたコラボレーション」を採用しました。

テーマが目指すのは、現在のコラボレーションの境界を超えた限りない可能性を祝うことです。革新に限界のない世界において、このテーマは参加者たちが見慣れた地平線を超え、新しい協働のフロンティアを受け入れることを奨励します。運動全体にわたる固い絆の構築、地域を超えた貢献者を繋ぐ創造的アプローチ、あるいは協働の行動を通じた現在の運動の課題に取り組むなど、この会議は地平線を超えたコラボレーションを拡大し、協働の行動、運動の影響力、持続的成長の可能性を最大限に引き出すプラットフォームを提供します。

ESEAP会議2024ロゴの発表

会議のロゴは、コタキナバルにある英雄の記念碑に基づくもので、デザインをしたアハマド・アリ・カリムは、ウィキメディアコミュニティ利用者グループ・マレーシアの渉外広報代表でグラフィック・デザイナーです。

この記念碑はそのユニークなデザインで選ばれたのですが、それは神秘的で知られていない背景があり、マレーシアの多くの人たちはそれを知りません。実際、皮肉なことに、この投稿をした時点でも、この記念碑については英語版ウィキペディアにもマレー語版ウィキペディアにも(中央ドゥスン語インキュベーターにも)記事がありません。

ロゴは空から大きな発想を得ており、地平線を示すことで中心テーマと結びつき、紫色は日没を、濃い青は夜を、水色は昼を表します。

会議ロゴには実際の記念碑に見られる丸い点が描かれていますが、この11の丸い点を要所に配置することで、ESEAP地域の正式コミュニティを構成する11の国を表しています。そして丸い点は夜空の星も表します。

色彩の融合は日中の光の緩やかな変化を連想させる美しいダイナミクスを反映し、私たちの地域間交流活動を象徴しています。この絵は、地域の発展を推進するために献身し続けることがいかに重要であるかを、一層際立たせています。

今後数週間にわたり、COTは会議の背景となる私たちのアプローチや考え方について、より詳しい情報を共有していく予定です。ご期待ください!

会議の詳細について、またCOTへのお問い合わせは、メタウィキの私たちのページを御覧ください。