アルク社のウェブマガジン『ENGLISH JOURNAL』で ESEAP Conference 2024 が紹介される

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稲門ウィキペディアン会Eugene Ormandy です。2024年6月、アルク社のウェブマガジン『ENGLISH JOURNAL』で、ウィキメディアの国際会議「ESEAP Conference 2024」を紹介したので、その要約を紹介します。

稲門ウィキペディアン会のロゴ (Uraniwa, CC0)

書誌情報

記事概要

記事の構成は以下のとおりです。

第1章 ESEAP Conferenceとは?

第1章では、2024年5月にマレーシアで開催された国際会議「ESEAP Conference 2024」の概要を紹介しました。ESEAP Conference 2024 は、東アジア、東南アジア、太平洋地域のウィキメディアンが集った国際会議で、各地のグッドプラクティスを共有したり、ウィキメディアのガバナンスについての議論を行ったりしました。

ESEAP Conference 2024 のロゴ (EmpAhmadK, CC0)
ESEAP Conference 2024 の様子 (Ahmad Ali Karim, CC0)

第2章 文化保存活動など、さまざまな発表

第2章では、ESEAP Conference 2024 における発表をいくつか紹介しました。具体的には、ケント・ウィキ・クラブウィキメディア・アオテアロア・ニュージーランドWikiRenjana、中国本土の女性ウィキメディアンへのインタビュー調査などを取り上げました。また、「ESEAPハブ憲章」にまつわる議論の様子も、写真とともに紹介しました。

参加者たちの議論の様子 (Blusjai, CC BY-SA 4.0)

第3章 日本のウィキメディアンたち

第3章では、日本のウィキメディアンによる発表を紹介しました。具体的には、Wikimedians of Japan User Group メンバーのVZP10224さんによる、日本語版ウィキペディア利用者たちの属性やモチベーションに関するアンケートについての発表、書籍『70歳のウィキペディアン』の著者である門倉百合子さんによる発表、そして私とマレーシアの友人タウフィク・ロスマンによる共同発表を取り上げました。

門倉さんの発表 (Aliceinthealice, CC BY 4.0)

第4章 国際会議の意義と成果

第4章では、このような国際会議は「ウィキメディアンが知見を深め、プロジェクトを発展させていく上で、非常に重要」と指摘した上で、参加したウィキメディアンたちによるレポートを紹介しました。

第5章 まとめ

最後に「ウィキメディア・ムーブメントに関心を持っていただくきっかけとなれば幸いです」と述べた上で、今回が「ウィキペディアの歩き方」最終回である旨を記しました。

まとめ

2024年1月より毎月書いていた「ウィキペディアの歩き方」の連載も、今回で一旦一区切りとなりました。半年間という短い間ではありましたが、ウィキメディア・ムーブメントの振興に少しでも役立てたとしたら望外の喜びです。

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