門倉百合子と Eugene Ormandy のよもやまウィキメディア話

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稲門ウィキペディアン会の Eugene Ormandy です。2024年12月3日、Wikimedians of Japan User Group のメンバーで、書籍『70歳のウィキペディアン : 図書館の魅力を語る』の著者でもある門倉百合子さん (User:Wadakuramon) とお茶会をしたので、ウィキメディアに関する部分を抜粋して記事にしておきます。

Ray Swi-hymn, CC BY-SA 2.0

おしゃべり

Eugene: 門倉さんは最近、日本のウィキメディア・ムーブメントを英語で精力的に発信されていますね。ウィキメディア財団のブログ Diff に寄稿された記事など、楽しく拝読しております。

門倉: ありがとうございます。私は日本のことを海外の方に知ってもらい、海外の動向を日本の方に知ってもらうことが非常に重要だと思っておりますので、イベントレポートなどはなるべく日本語英語の両方で作成するよう意識しております。

Eugene: 私も昔は日英同時に作成していたのですが、どうにも忙しくて最近は日本語ばかりになってしまいましたね……。門倉さんのご活動は本当に素晴らしいと思います。

門倉: 英語で継続的に発信していると、海外のウィキメディアンからも連絡がくるようになります。つい先日も、ウズベキスタンのウィキメディアンから、中央アジアのウィキメディア会議に参加しないかとお誘いを受けたところです。また、Eugene さんのお友達でもあるギリシアの Nikos Likomitros さんから「自分が英語で書いたブログ記事を日本語に翻訳してくれないか」というリクエストをいただいたので、以下のとおり訳しておきました。Nikos さんも大いに喜んでくださいましたよ。

Nikos さん(左)と門倉百合子(右)。ポーランドで開催されたウィキマニア2024にて。(NikosLikomitros, CC0)

Eugene: 面白いインタビュー記事ですよね。英語に馴染みがない日本語ユーザーも読めるようになったのは、喜ばしいことだと思います。

門倉: ところで、ウィキマニア2025のスカラーシップの締切が迫っていますけれども、Eugene さんはすでに申請されましたか。

Eugene: 「あとでやろう」と思い続けて放置してますね……。期日までにちゃんと申請します。

門倉: Eugene さんと私は、マレーシアで開催された ESEAP Conference 2024、そしてポーランドで開催されたウィキマニア2024でご一緒してますけれども、こういったウィキメディアの国際会議って、日本の会議とは違ってみんなとってもフランクで楽しい雰囲気ですよね。

Eugene: そうですね。気楽に過ごせます。あまり英語が堪能でなくても、ウィキメディア・プロジェクトという共通項があれば話も合いますしね。

マレーシアで開催された ESEAP Conference 2024 にて。手前が門倉。マイクを持っているのが Eugene。(Wikimedia Malaysia, CC0)
ポーランドで開催されたウィキマニア2024にて。左から2番目が門倉。左から3番目が Eugene。マレーシア、トルコの友人と一緒に撮影。(Taufik, CC BY-SA 4.0)

門倉: 日本語版ウィキペディアや日本国内の動向だけでなく、他言語版のウィキペディア、ウィキペディア以外のウィキメディア・プロジェクト、そして何より他国のウィキメディア・ムーブメントに注目する日本のウィキメディアンがどんどん増えてほしいですね。ウィキマニアなどの国際会議や Diff のようなブログメディアは、その良いきっかけとなると思います。

Eugene: 全くもって同感です。これからもお互い頑張りましょう。

A large crowd in Wikimania Katowice, 2024
ウィキマニア2024の集合写真。世界中からウィキメディアンが集まっている。 (Patryk Kajdrowicz for 24klatkifilmy, commissioned by the Wikimedia Foundation, CC BY-SA 4.0)

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